初心者にありがちなホームページ集客の大きな間違い

初心者にありがちなホームページ集客の大きな間違い

自社のホームページはあるのに、お客さんが来ない・・・
どうやったらホームページ集客できるのか分からない・・・

あなたも、ホームページから売上を増やしたいと思い、自社サイトを制作されたのですよね。しかし、思うように集客すら出来ていないのではないでしょうか。

ここでは、そんなホームページ集客を始めたばかりの初心者にありがちな、ホームページ集客の大きな間違いについて、解説します。


ホームページ集客での思い違い

ホームページ集客が上手くいかない多くの経営者の方は、まず大きな思い違いをしています。

代表的な例を挙げると・・・

  • ホームページを作ったから、人は見に来てくれる。
  • お金を掛けたキレイなホームページだから、売れるはずだ。
  • 大手の制作会社に依頼したから、大丈夫。
  • 企業相手だから、インターネット集客には向かい。

などなど・・・

なぜ、これらが思い違いなのか、一つずつ説明していきます。

ホームページを作ったから、人は見に来てくれる。

残念ながらホームページを作ったからと言って、人は見に来てはくれません。
あなたの会社のホームページの存在など、誰も知りません。わざわざ探し出す必要もありません。

試しに、あなたの売っている商品や、あなたの業種で検索してみて下さい。
膨大な数のサイトが検索結果として出てきます。そんな中で、誰がわざわざあなたの会社のホームページを見つけてくれるのでしょうか・・・?

インターネットとは、いわば超巨大なショッピングモールです。国内の商用サイトだけでいったい幾つあるのか、想像も付きませんが、数百万単位であることは間違いないでしょう。

その中から、たった一つのあなたのホームページを、どんな理由で探し出してくれるのでしょうか。ホームページを作っただけでは、わざわざ探し出して見てくれる人など、まずいないのが現実です。

お金を掛けたキレイなホームページだから、売れるはずだ。

Flashを使った、カッコいいホームページがあります。
キレイな画像を使った、素敵なホームページがあります。
大金を掛けた、素晴らしいデザインのホームページがあります。

さて、ここで少し思い出してみて下さい。
あなたはインターネットで商品を購入する際、何を基準に選んでいるのか・・・

人は、写真やデザインでは、購買を決断しません。どんなに素敵なデザインやイメージでも、それだけで購入を決断しないのです。

リスクを背負い、行動を決断させるのは、信頼感です。

その信頼感や安心感を与えるのは、デザインでもキレイなFlashでもありません。全ては、文章、つまりコンテンツなのです。

何が書かれているのか、何を伝えようとしているのか、これが全てです。
デザインは、あくまでもコンテンツをフォローするもので、主役ではありません。

多くの販売者は、どうしたらホームページで集客し売上に繋げられるのか、良く分かっていません。だからホームページの出来を、デザインやイメージ、格好良さで判断するしかありません。

しかし、デザインやイメージがいくら素晴らしくても、それだけでお客様は購入してはくれません。

大手の制作会社に依頼したから、大丈夫。

大手の制作会社は、優秀なウェブデザイナーを何人も抱えています。
見た目は素晴らしいホームページを制作してくれます。
イメージの良いキャッチコピーも考えてくれます。

しかし、大抵の場合、集客には直結しません。
素晴らしいのは、見た目やイメージだけだからです。

彼らホームページ制作会社はデザインのプロであって、Webマーケティングのプロではありません。インターネットを使った集客の仕組みを知りません。マーケティングの原理原則を知りません。

「ホームページで集客しましょう。」と言っている制作会社や、「SEO対策をして検索順位を上げます。」と言うSEO会社が、テレアポ営業している事例は、いくらでもあります。

本当にホームページで集客させられるのであれば、テレアポなどせずに、自然検索からお客様を集められるはずなのに、なぜかそうしません。

ホームページ集客を実現しようとお考えなら、Webマーケティングを理解している制作会社を探すことです。マーケティングを知らない、理解していない制作会社に依頼しても、ホームページ集客は思うように実現しません。

企業相手だから、インターネット集客には向かい。

B to B、つまり企業間取引だからホームページ集客はできない、と思って、諦めている経営者の方がいます。売りたい相手が、エンドユーザー(最終消費者)であろうが企業であろうが、実は何も変わりません。

なぜなら、たとえ会社との取引であっても、決断するのは人間だからです。
悩みや問題を抱え、解決したがっている担当者がそこにいるのです。

ビジネスとは、悩みや問題を商品やサービスによって解決し、その対価としてお金をいただく事です。会社内で問題があり、それを解決したがっている担当者がいるのです。

例えばそれは、生産性を上げるための『カッターの切れ味』かもしれません。
現場で使用する『測定器』の問題かもしれません。

その問題を解決できる商品を探している担当者は、一人の生身の人間です。
会社という組織でもなければ、機械でもないのです。企業相手であっても、ホームページ集客は、問題なく機能します。

同業他社のホームページ集客への取り組みが遅れていれば、いくらでもチャンスはあります。競合会社の全てがホームページ集客を上手に機能させているとは、とても思えません。

ホームページ集客から大きな利益を得る可能性があるのが、B to B(企業間取引)と言えます。

ホームページ集客とは?

ホームページを使って集客するには、基本原則が幾つかあります。

  • どんなオファー(提案)を提供しているか?
  • ホームページの目的は明確か?
  • お客さんの知りたい事を伝えているか?
  • ベネフィットを伝えているか?
  • 証拠を伝えているか?

あなたの会社のホームページを、もう一度良く確認してください。
まずは、この5つの基本原則が守られているホームページになっているでしょうか?

この基本原則に沿ったホームページになっていれば、多少デザインが悪くても、興味のあるお客様(見込み客)を集めることができます。

あなたの会社が、どんなに素晴らしい商品やサービスを売っているとしても、いきなり購入してくれるお客様はいません。だから、まず見込み客の獲得なのです。

ホームページを活用し、興味を持ってくれるお客様を集める事に集中して下さい。

まとめ

今回は、初心者の方にありがちなホームページ集客での間違いをご説明しました。

ホームページの良さは、デザインでもイメージでも格好良さでもありません。
ホームページからどれだけの成果が得られるか、が全てです。

その成果を上げるためには、ホームページ集客の基本原則があります。
その基本原則に沿ったホームページを制作すれば、少しずつでも必ず成果は表れてきます。

ホームページ集客を成功させたいのであれば、デザインやイメージの良さにコストを掛けるのではなく、Webマーケティングの立案にコストを掛けて下さい。

売れるホームページ制作のポイントは、こちらで詳しく解説しています。