ホームページ集客で成功する会社と失敗する会社の違い、5つのポイント

 ホームページ集客で成功する会社と失敗する会社の違い、5つのポイント

ホームページ集客が成功している中小企業や個人事業は、全体の1割にも満たないと言われています。つまり9割以上の小規模事業者は、ホームページを持ってはいても集客が上手くできていない、とことです。

なぜ、多くの会社はホームページ集客に失敗するのでしょうか?
ホームページ集客に成功している会社と、いったい何が違うのでしょうか?

ホームページ集客で成功する会社と失敗する会社の違いを、5つのポイントに絞って、ご説明します。


ポイント1:ホームページ制作会社任せ

ホームページを新規に作ろう、もしくはリニューアルしようとする時、ほとんどの会社は、ホームページ制作会社に全てを任せます。なぜなら、自社では制作出来ませんし、どう作って良いかも分からないからです。

しかし残念なことに、制作会社任せでは集客できるホームページ、売上に貢献するホームページは、まず出来上がることはありません。だから、世の中の9割以上のホームページが売上に役立っていないのです。

ではなぜ、制作会社任せでは、集客できるホームページが作れないのでしょうか?主な理由を挙げてみましょう。

  • 制作会社は、デザインのプロ
  • あなたのビジネスを深く知らない
  • 優先順位はデザイン
  • 納品後の運営はしない

制作会社は、デザインのプロ

ホームページ集客をしたいという事は、ホームページを集客ツールにする、ということです。それには、集客するための知識や経験、スキルが必要です。いわゆるマーケティングのスキルです。

しかし制作会社はデザインのプロであって、マーケティングのプロではありません。集客するための知識やスキルは、残念ながら期待できません。

コピーライティング能力

ホームページ制作会社は、あなたのビジネスの専門家ではないため、1度や2度の打合せ程度では、会社や商品、顧客感情などを深く理解することができません。

またマーケッターやコンサルタントではないため、お客様の心を動かすようなコンテンツやキャッチコピーも作る事ができません。

ホームページを集客ツールにしようと思えば、マーケティングプロセスを考えた上で、読んだ人の心を動かす文章が必要になります。

「おいおい、心を動かすなんて、ちょっと大げさじゃないの・・・?」

そう思う方も、いるかもしれません。でも、ここで少し考えてみてください。

幾らホームページを沢山の人に見てもらったところで、見た人が何もしなければ、そこから売上が上がる事はありません。電話も鳴らなければ、問合せも資料請求も来ない・・・これが集客できないホームページの典型的な例です。

売上に繋げるには、何かしらの行動をしてもらう必要があります。サンプル請求だったり、問合せだったり、見積依頼だったり・・・その行動を起こしてもらうためには、「問合せてみよう、見積依頼をしてみよう。」と思わせる、つまり心をそのような状態に動かす文章が必要なのです。

それが、コピーライティングのスキルです。ただ文章を書くのではなく、人の心を動かすような文章を書く必要があります。

<ホームページ集客に成功している会社は?>

では、コピーライティングスキルやWebマーケティングに長けた人は、いったい誰なのでしょうか?

それは、Webコンサルタントと一般的に呼ばれている人たちです。ホームページ集客を実現している会社の多くは、そのようなコンサルタントが絡んでいます。もしくは、社内にコンサルタント並みのスキルを持った方がいます。

マーケティング能力は、簡単には身に付きません。教えてくれる学校もありません。大学の授業にもありません。自らが学び、実践して、初めて身に付くスキルなのです。

そのようなWebマーケティングやコピーライティングのスキルを持ち合わせている方は、そう多くはありません。ですが、ホームページ集客を実現しようとお考えなら、そのような方を探し出す必要があります。


ポイント2:ホームページ制作の目標が、安く作ること

新たにホームページを制作しようとお考えの方の多くは、費用を気にされると思います。現在の相場だと、おおよそ30~50万円程度が一般的でしょうか。

デザインがしっかりしている制作会社や、少し凝ったホームページを作ろうと思えば、100万円は簡単に超えます。すると見積り段階で、誰もが「高いなぁ~」と感じる訳です。

さて、ここで感じる「高いなぁ~」は、いったい何に対して高いと思っているのか・・・?

その多くは、「ホームページは30万円くらいで出来るんでしょ?」といった、安易な思い込みです。もちろん、出来るか出来ないかと言えば、出来ます。その程度の費用で制作する会社は、いくらでもあります。

問題なのは、そのホームページを何の目的で作るのか?ということです。

パンフレット代わりにするホームページや、名刺交換した人に見せる会社案内などが目的であれば、それでも役割りは果たせるかもしれません。

しかし、集客しよう!ホームページから売り上げよう!と考えるのであれば、その目的は果たせないでしょう。理由は、第1章でご説明しているので、ご理解いただけると思います。

<ホームページ集客に成功している会社は?>

ホームページ集客に上手く行っている会社は、そもそも考え方が違います。ホームぺージに掛かる費用を、負担ではなく『投資』と考えています。

運送会社が新たにトラックを購入する、機械加工業の方が新たにフライス盤を購入する、レストランが新たに厨房機器を購入する、これらと同じ考えです。今の例は全て、これから利益を生むために必要な『投資』です。

トラックであれば、車検費用も必要です。タイヤ交換も必要です。保険や税金も必要です。オイル交換や整備費用も必要です。つまり、購入後も費用が掛かり続けます。

しかしそれがホームページとなると、同じように考えられる経営者の方は、非常に少ない印象です。ホームページでも運用していこうと思えば、修正や変更があるでしょう。新しい記事の追加も必要でしょう。目的が集客であれば、それに向けた施策も必要になるでしょう。

しかし、そこにはコストを掛けません。このような考えでホームページを制作しても、集客にはおそらく役立ちません。

トラックをなんとか30万円で購入して、しかも維持費は一切使わない、と考えているのと、何も変わりません。それでトラックが1,000万円の利益をもたらしてくれるとは、誰も思わないでしょう。

ホームページ集客に上手く行っている会社は、制作費用も運用費用も、今後利益を生むための『必要経費』である、と考えています。


ポイント3:自らがホームページを制作する

ホームページ制作に当たり、コスト的な問題から社内で制作する場合があります。ほとんどが、上司や経営者に「おい、○○君。君はパソコンに詳しいから、今度ウチの会社のホームページを作ってくれ!」この程度の話でしょう。

それでホームページ集客が上手くいくのであれば、ホームページ制作会社やそれに関わる業種の方、また私たちのようなWebコンサルタントは失業です。

社内の○○君が簡単に出来るのですから、そんなことにお金を払って仕事を依頼する必要がなくなります。

しかし現実には、そのような事にはなりません。

<ホームページ集客に成功している会社は?>

少し力を入れている会社では、Webデザイナーを雇用しているところも最近では増えてきました。日々、内容やデザインを変えたり、新たな記事を追加したり、社内でホームページを運営できるようにするためです。

しかし、デザイナーはあくまでもデザインの専門家です。ホームページを作る事と「集客できるホームページ」を作ることは、全く異なるスキルが必要です。

もしデザイナーを雇用するのであれば、高額でも、たとえ何倍もの給与を支払ったとしても、コンサルタントを雇用する方が確実に売上に反映されます。

ホームページ集客に成功している会社の多くは、どこかでコンサルタントと言われる職業の人と関わっているものです。マーケティングに長けた人のアドバイスや助言、アイデアは、とても参考になります。

雇用は難しいとしても、アドバイスをもらうなどのコンサルティング契約をしたり、Webマーケティング全般を任せたり、方法はあります。

Webコンサルタントは、いわば、ホームページのドクターです。


ポイント4:ホームページの評価はデザイン

Web業界の人間でも、制作会社やデザイン系の方は、ホームページの評価をデザインでします。

お客様に至っては、デザインでしか評価はできません。「キレイなホームページが出来たなぁ。」と言って、高額な費用を請求されても、出来栄えが良ければ喜んで支払ってくれます。

集客効果は、時間が経過しないと見えてきません。しかしその頃には、制作会社との付き合いも終わっています。その結果、キレイだけれど集客できないホームページが、ネット上に溢れることになります。

運用やお付き合いが続いていたとしても、制作会社はマーケティングスキルがありませんから、集客のためのアドバイスや修正はできません。

<ホームページ集客に成功している会社は?>

ホームページ集客に成功している会社は、デザインではなく結果、成果を求めているはずです。その成果を得るためには、何を最重要に考え、どのような会社に依頼したら良いのか・・・と考えます。

ホームページの評価は結果だと理解しています。当然、投資するという認識もあります。1,000万円の売上のために300万円を使います。5,000万円の売上のために1,000万円使います。50万円で制作して、そこから1年で500万円売り上げてくれ!という発想にはなりません。

ホームページ集客で上手くいっている会社とそうでない会社は、そもそも経営者の方の発想が違います。


ポイント5:SEO対策は無料という認識

SEO対策は、今では広く認識されています。検索結果の上位に表示される事を目的とした施策のことです。検索上位に表示させてアクセスを集めよう、ということです。

このSEO対策ですが、コストを掛けずに出来る、と考えている方が未だにいらっしゃいます。広告はお金が掛かることはすぐに理解出来るのに・・・

以前は大量のリンクを買ったりと、グレーな手法も横行しましたが、現在のGoogleの検索エンジンは非常に賢くなり、グレーな手法は通用しなくなりました。私たち凡人には想像も出来ないほど、賢くなりました。

Googleの検索順位は、一言で言えば「どれだけユーザーの役に立つホームページか?」ということです。ですから現在のSEO対策では、グレーな手法は通用しません。施策は多岐に渡り、労力も相当に使います。無料でできるはずがありません。

「ブログで集客しましょう!」と言われて、多くの方がブログに取り組みました。しかし結果は、ほとんどの方が挫折しています。

ただブログを始めて、ただ記事を書くだけでは、SEO対策の役には立ちません。そもそも、ユーザーが知りたいことが書かれていなければ、誰も読みません。記事を書き続けるのにも、多くのエネルギーが必要です。だから続けられず、集客の役には立たなかったのです。

これからのSEO対策は、地道な作業の積み重ねが必要です。

<ホームページ集客に成功している会社は?>

現在のSEO対策の主流は、コンテンツSEO対策です。これは、検索キーワードを考えた上で、ユーザーにとって有益なコンテンツを数多くホームページ上に載せ、自然検索からのアクセスを増やすという手法です。

文章を書くのが得意な方は、キーワード調査や内容、タイトルのアドバイス程度をWebコンサルタントから受けるだけで、SEO対策は出来るでしょう。それができない方は、コンテンツの作成まで依頼する方法もあります。

ただし、依頼するにあたり、コンサルタント会社やマーケティング専門家のスキルは、予め見極める必要があります。スキルの無い会社は、外注のライターにコンテンツ制作を依頼するだけです。長い目で考えれば、あまり有効な対策とは言えません。

ホームページ集客に成功している会社は、このようなSEO対策にも、きちんとコストを掛けている場合が多いです。


まとめ

今回は、ホームページ集客で成功する会社と失敗する会社の違いを、5つのポイントに絞ってお伝えしました。

ホームページ集客を成功させようと思えば、まず制作依頼する会社を選ぶことが重要です。その上で、修正や変更などの運用も任せられるのか、も大切なポイントになります。

マーケティングスキルを見極めてください。そして運用やSEO対策まで任せられるのか?ぜひ業者選びの際は、このことまで考慮にいれて、間違いない業者選びをしてください。

Webマーケティングのスキルがある、もしくはコンサルタントが関係しているような業者に、きちんとしたコスト計画で依頼するのが、最も確実で最も成果を出せる方法です。

ホームページは、作って終わりではありません。そこからがスタートです。効率よく集客しようと思えば、するべき施策はいろいろとあります。何か一つを実行すれば劇的に変わる、というものではありません。

しかしホームページ集客は掛け算ですから、どこか一つのポイントが改善されるだけで、結果に変化が見られます。

ホームページ集客を実現したい!と本気でお考えの方は、成果保証のWebコンサルタントが、無料でご相談を受け付けています。